お米と糀から作る甘酒!
初詣に行くと、甘酒は付き物ですね。
今年のお正月に飲んだ甘酒がとびきり美味しかったので、
お家でも甘酒を作りたいという衝動にかられました。
それでいろいろ調べているうちにわかったことは、
甘酒って、酒粕から作るものとばかり思っていましたが、
実は、2通りの作り方があるということです。
ひとつが、酒粕を溶かして砂糖で甘くする方法。
そして、もう一つがお米と糀から作る方法です。
今回は、酒粕や砂糖は一切使わずに、
お米と糀で作る甘酒のレシピをご紹介します。
糀を発酵させることで優しい甘さが引き出せます。
家庭では、難しいのでは…と思われるかもしれませんが、
実は、炊飯器を使うことで、簡単に作れます。
炊飯器の保温機能は、発酵に適した60度前後の温度を
保ってくれるのです!
ただし、発酵に10時間程度かかりますので、
夜に仕掛けて翌朝に食べるのがベストです。
お米も含まれているので、
朝食の一品としても最適です。
そのうえ、テレビ番組「林修の今でしょ講座」の中では、
糀の凄いパワーとして、
善玉菌による免疫力アップや肌荒れ予防など、
嬉しい効果も紹介されていました。
それでは、糀で作る甘酒のレシピをご紹介します。
糀で作る甘酒
【材料】(4人分)
米 1合
水 6カップ
*全粥より少し水を多めに入れる。
糀 200g
*みやここうじ 1袋
生姜 適量(お好みで)
【作り方】
1.お粥を炊く
・お米をといで炊飯器の釜に入れる。
・水を入れて、お粥コースにセットして炊飯スイッチを入れる。
*約50分程度で炊き上がります。
2.糀を加えて醗酵させる
・お粥が炊き上がったら、一旦スイッチを止めて20分程度冷ます。
・60度程度まで温度が下がったら、
糀を細かく砕いて炊飯器の中に入れて、お粥とよく混ぜる。
・蓋をせずに湿らせた布巾をかけて、保温スイッチを入れる。
・この状態で、約10時間置く。
*蓋をすると温度が高くなりすぎて、
糀がうまく発酵してくれません!
3.仕上げ
・保温状態で約10時間経過したら、
お好みですりおろし生姜を混ぜて完成です。
・お好みで、お湯を加えて下さい。
以上です。
甘酒は「飲む点滴」と言われ、
栄養の吸収が早いそうです。
濃い甘酒をスプーンで食べても良いですし、
お湯を加えて飲んでも良いです。