小粒の新ジャガは素揚げが一番!
我が家では、畑でジャガイモを栽培しているので、毎年6月になると新ジャガが収穫できるんです。そんな時期になると必ず作るのが、小粒の新ジャガの素揚げです。
直径3〜4センチ程度、ピンポン玉より少し小ぶりな感じの大きさがベストなんですが、そんなジャガイモはスーパーや八百屋でもなかなかお目にかかれないですよね。だから、我が家では畑でジャガイモを植えているんです。普通の農家は収穫の時に大きなジャガイモがゴロゴロ出てくると嬉しいものですが、我が家では小さなジャガイモがコロコロしているほうが嬉しいのです。変わっていると言われてもしょうがないですね(笑)。
そんな小粒のジャガイモは、もちろん皮ごと食べます。これも理にかなっていることなんです。ジャガイモの栄養の約20%(ビタミンBやトレースミネラル)は、実は皮に含まれているそうなんです。そのうえ、皮には食物繊維もたっぷりと含まれているので、ジャガイモは皮ごと食べるのが一番栄養価が高いのです。
さらにさらに・・・、素揚げした小粒の新ジャガは、特に皮の近くがねっとりとして味が濃いんですよ!普通の大粒のジャガイモでは味わえない美味しさです。それこそ、ジャガイモを栽培していないと味わえない贅沢というものです。この新ジャガの甘みを引き立ててくれる調味料は、はっきり言って塩。それ以外には考えられません!
今年も、小粒の新ジャガが収穫できたので、早速、素揚げしていただきました。メークイン、男爵、きたあかり。3種類のジャガイモを素揚げで食べ比べしてみました!どれも美味しすぎて、順位はつけられませんでした。
小粒じゃがいもの素揚げ
【材料】
じゃがいも(小粒) 10~20個
サラダ油 適量
塩 少々
【作り方】
1.じゃがいもの下ごしらえ
・じゃがいもは水洗いして水分をよく拭き取る。
*皮を剥かずに、皮つきのまま料理します。
2.揚げる
・天ぷら用の鍋でサラダ油を約160度程度に熱し、
1.のじゃがいもを素揚げする。
*じゃがいもの大きさにもよりますが、お箸で転がしながら10~15分程度じっくりと揚げます。
*竹串を刺してすんなり入るぐらいまで、こんがり揚げます。
・揚げたらすぐに、塩を少々ふりかける。
3.盛り付け
・2.のじゃがいもを器に盛り付け、お好みで乾燥バジルをふりかける。
ゆっくりと時間をかけて揚げるので、二度揚げする必要はありません。ただし、これは小粒のジャガイモだからできることです。
ちなみに、こんな小粒のジャガイモは、道の駅や農家さんの直売所へ行けば、ひっょとしたら入手できるかもしれません。