塩糀の減塩効果
2011年の塩糀ブームが随分昔のことのように思えるが、
料理における「糀」の地位は格段に上がった。
ブームの火付け役、糀屋本店の浅利氏は、
江戸時代から伝わる伝統技術を蘇らせただけと言うが、
そうだとしても浅利氏の功績は大きい。
この塩糀は、
アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという
三代酵素を含んでいることから、
消化を助けたり免疫力を高めてくれる効果が知られている。
また、減塩効果もある。
それにも増して、素材の旨味を引き出してくれる、
魔法の調味料なのだ!
この塩糀を使った数ある料理の中から、
手軽に作れて素材の味をシンプルに味わえる一品を
ご紹介しよう。
鶏ささみとゴボウの塩糀和え
【材料】(3~4人分)
鶏ささみ 4本
ゴボウ 1本
塩糀 大さじ3杯
ごま油 小さじ1杯
醤油 小さじ1杯
【作り方】
1.ゴボウの下ごしらえ
・ゴボウはよく洗い、斜めにスライスして水に浸す。(約10分程度)
・そのゴボウを沸騰したお湯に入れ、塩糀大さじ1杯を加えて2~3分湯がく。
2.鶏ささみの下ごしらえ
・鶏ささみを切らずに棒状のままボールに入れ、
塩糀大さじ2杯を加えて全体によく馴染ませて、
10分程度おく。
・その鶏ささみを耐熱容器に入れ、
電子レンジで加熱する。(500wで4分)
3.鶏ささみとゴボウを合わせる
・2.の鶏ささみを手で細かく裂き、ボールに入れる。
・そこに、1.のゴボウ、ごま油、醤油を加え、
よくかき混ぜる。
・お碗皿に盛り付ける。
以上です。
刻んだアサツキをトッピングすれば、
見栄えも良くなります。
塩糀の加減がポイントになります。
食材の分量により塩糀の量も調節して下さい。